受講生の声
Voice.
古荘 しほり
FURUSO SHIHORI
WWFA認定コーチング・インストラクター
保育士免許 幼稚園教諭免許 保育心理士
メンタルヘルスマネジメント
発達支援コーディネーター(熊本市)
「保育園の子どもたちが輝いた!」コーチングのパワーを実感 コーチングのスキルを取り入れることで好奇心が膨らんで意欲的になっていく子ども達に、日々驚かされています。
受講のきっかけ
コーチングを保育に取り入れて保育力を高めるため
保育、教育関係者対象のコーチング研修の実現のため
学んで良かったこと
コーチングパワーで、保育が楽しくなりました!
4月に担当した2歳児グラス。自我が芽生え始め、何をするにもイヤイヤばかりの子ども達でしたが、一人ひとりのの気持ちを受け止め、寄り添い、どうしたいのかを聴く毎日を続けた結果、子どもの個性が光り始め、自分の気持ちを言葉で表現するようになり、思いやりが育ち、好奇
心と笑いが溢れるクラスになりました。
保育とコーチング
現在2歳児クラスを担当していますが、コーチングを保育に活用することで、子どもたちは様々な事にに意欲的になり、目覚ましい成長がありました。その喜びを日々実感しています。
乳幼児期の脳は、1か月で大人の10年分の発達を遂げると言われています。そして、育てられた環境は脳の配線(シナプス)の状態に絶対的な影響を与えるという説があるそうです。
つまり、幼児期の保育、教育環境が、人間の人格と能力を育む鍵となり、この時期に良い環境で育った子どもは、前向きで自己肯定感の持てる未来を生きる子供になる可能性が高くなるということです。
保育標準時間が11時間と長く、子ども達が一日の大半を過ごす保育園には重大な責任があります。
しかし、離職者の増加や保育士不足などの理由で安定した保育環境を作る事ができない園も多くあるのが現状です。
私は30年間保育士の仕事をしていますが、これまでに多くの人の相談を受けてきました。
新卒職員の悩みの多くは学校で学んだ保育とは全く違う保育をしなければならない事への戸惑い、自信喪失。また、中堅保育士の悩みは、後輩指導の難しさや人間関係が多く、年々深刻化しているように感じます。
平成30年度、保育所保育指針4度目の改定がありましたが、幼児教育を行う施設として共有すべき事項の中に、「育みたい資質、能力」とあります。
子供が生涯にわたる生きる力の基礎を培うために努めるべき内容が書かれていますが、その方法こそがコーチングではないでしょうか。
幼児教育施設の要となるリーダー保育士がコーチングを学び、職員育成を行うことが改善への早道になると強く感じます。前向きな指導者に能力を引き出された保育士は、こどもの能力を引き出すことができます。
未来を生きる子ども達の今を育み、最良の環境を作ることができるのはコーチングのパワーだと確信します。