受講のきっかけ

●初めての管理職就任と同時にチーム人員が減少。部下のモチベーション維持、生産性アップが至上命題となり、上司としていかに行動し、関わるべきか模索していた。

●長男に発達障害傾向があり、生きづらさを抱えているため、親として自尊心を育む手法を学びたかった。

学んで良かったこと

この協会を卒業した知人のコーチングを受け興味を持ち、勉強を始めてみようという、初めは軽い気持ちでした。

受講後の充実感は忘れられません。
仕事人として、親として、自分の求めていた全てがここにある！　
参加している方々のモチベーションの高さも相まって、とても高揚した気分になったのを覚えています。
なぜこんな素晴らしい手法を今まで誰も教えてくれなかったのか、不思議に思うほどでした。

上司としてやるべき行動はこれだと自信を得て、習いたての「承認のスキル」を早速、職場で使ってみました。難しい技術ではなく、意識すれば誰でもすぐに実践できる手法です。すると、明らかに部下たちの行動が変容し、繁忙期をものともせず自発的な改善行動が増加。私が課長に就任した後の9か月間で、４人の部下が大小合わせて80項目超の改善を実装し、業務量の縮小と質の改善が勝手に、同時に進みました。戦力減少で何となく心細い空気が漂っていたチームが変容し、「ここまで変わるものか」と私自身が一番驚きました。結果的に私のチームは、アウトプットの質を落とさず、残業を過度に増やすこともなく、モチベーションを維持し、多くの改善を実行できました。

自信は、確信に変わりました。コーチングの技術を更に深めたいと思い、インストラクターコースを受講。今年度はアドバンスコースも受講し、将来的に認定校開校も目指しています。ちなみに、妻にも勧め、ベーシックコースを受講してもらいました。今ではコーチングが夫婦の話題となることもしばしばです。

うれしい影響が続々

いわゆる360度評価で管理職初年度を「査定」される機会もありました。ドキドキしながら結果を見ると、部下からの評定は全項目の平均で90点近い高水準。「山崎さん、異動しちゃだめですよ。まだ山崎さんの部下でいさせて下さい」という上司冥利に尽きる言葉もいただき、早い段階でコーチングと出会えた巡り合わせに感謝しました。

プライベートでも、主に承認のスキルを実践。子供３人の良いところを列挙し、折に触れて口に出し、伝えるようにしました。家族ゆえサボりがちな挨拶やお礼の言葉も、一人ひとり名前を呼んで口に出すよう心がけています。自分では職場ほど明確な変化を感じられなかったのですが、妻からは、おかげで前より子供の表情も家の雰囲気も明るいと伝えられました。特に、発達障害傾向があり、総じて自尊心が低めだった長男の笑顔が増えたと言います。誰よりも子供を想い、コーチングの基礎も学んだ妻が言うのだから、ポジティブな効果が出ているのは間違いないようです。

今後おこないたい、コーチングや講師活動について

会社員として働くだけではなく、自分自身のコンテンツで世の中に貢献したいと、副業を考えています。インストラクター認定を頂いたことで、講師としてコーチングのすばらしさを伝え、活躍したいと願うようになりました。
将来、認定校を開校できれば、私がコーチングの世界に足を踏み入れるきっかけとなった、WWFAのコーチング・ベーシックコースを世の中に伝えることもできます。同じ悩みを持つ方があの充実感を追体験し、より豊かな人生を過ごせるなら、これに勝る喜びはありません。行動変容を起こせる魅力的な講義を行うべく、技量を鍛え、創意工夫を考える日々です。